6月10日(金)午前は元桃山学院教育大学院教授の石塚謙二講師に「発達障害や脳の多様性~心の在処~LGBTQ等」のテーマでの講座でした。
言葉は知っているが、実生活ではあまり経験のない内容で、そんな難解なテーマをとてもわかりやすく講義してくださいました。
「マシュマロテスト」、子供のころ、テストされたら、私は我慢できたであろうか。
又、発達障害の子どもさんの実際の頭の中を具体的に体験的に教えてくださり、とても為になりました。
受講生の中には、次回は大人の発達障害について講義してほしいとの感想もありました。
「マシュマロテスト」
マシュマロ・テストとは、1960年代にスタンフォード大学の心理学者であるミシェル博士が作った、幼児向けの心理実験です。
4歳児を対象に、「目の前のマシュマロを15分間食べるのを我慢できたら、2個にしてあげる」といって立ち去り、その子が我慢できるのかをみるというシンプルなテストです。
このテストでは「目の前の欲求を我慢することで、将来の大きな成果を得る」ことを考え、実行できるかどうかが見られています。
標準的な結果は、3人のうち2人が15分間待てずに食べてしまうとのこと。4歳児ですから納得の結果ですが、我慢ができた3人のうちの1人は、その後の人生で成功をおさめやすいという検証結果が出ており、今注目されているテストです。
①ピタゴラスの逸話 ②ペンタゴンの話 ③日本神話 ➃近代の歴史他、多彩な「数楽」を興味深く学ばせていただきました。
セーマン ドーマンの話も初めて聞きました。
数学という分野で毎年、様々な角度からお話しされる山内先生の引き出しの多さにいつも驚かされます。
「セーマンドーマン」
三重県志摩地方の海女が身につける魔除けのこと。
「トモカズキ」から身を守るために用いる魔除けの
マークで、頭に巻く手ぬぐいに刺繍したり、アワビを採るための道具に彫刻したりします。
6月24日午前は大塚製薬工場株式会社の芝初日講師による「熱中症対策」についての講座でした。
これから真夏日が来るであろう、タイムリーな講座で皆、一生懸命聞き入っておられました。
6月17日(金)
コロナの状況も落ち着いてきつつあり、なかなか開催できなかった豊能校の懇親会を数年ぶりに開催することができました。
小松委員長の挨拶、松本ディレクターの乾杯の音頭で始まり、おいしいお料理に舌鼓しながら、楽しい仲間との交流。
新しく入られた受講生、ベテランの受講生共々、仲良く打ちとけあう楽しいひとときになりました。
コロナ禍前の日常に戻ってもらいたい、そんなことを思いつつ、帰路につきました。
6月24日午後からは豊能校の受講生でもある小説家の畑中哲男講師による講座でした。
21歳の時に初めて執筆した小説を河出書房が主宰する「文芸新人賞」に応募、最終候補作品までのぼりつめるも惜しくも落選。以来、50年間(就職後の20年間は書かず)、小説を書き続けておられる。
大学卒業後、就職した先で小説家 宮本輝氏と同期になり、これまでのエピソードのお話など。
受講生の皆さん、畑中さんの知られざる一面に興味津々に聞かれていました。